心を病んでいる人は外見ではわからなくなっています。後から気が付き「心を傷つけることをしたのでは」と悩むことはありませんか。 [雑感]

人事担当者のお話を聞いていると「常識では考えられないことをする。」「何故そんなことをするのか理解できない」といったキーワードが出てきます。

担当者からすると心に病を持った方だと解るケース(「うつの状態」等)であれば、まだ何らかの対応が可能ですが、中には健康な従業員と全く変わらない方がいます。

「顧客との約束を守らない」「時間に遅れる」といったことを繰り返し、叱責や教育指導しても次の日からすぐに同じことを起こすという人です。最初は「いい加減なヤツ」「ずぼらな人」と片付けてしまいますが、職を失うかもしれないのに、続けて同じことを繰り返す状況を目の前にして人事担当者や周囲の同僚は「普通では考えられない」と感じてします。

その人が最終的にその会社を辞めた後でも「親が甘やかせて育てたのだろう?」「ああいう性格なんやで」と片付けてしまいます。しかし、最近は本当に「そうなのかな」と感じている人事担当者もいます。後で考えると言動が少しおかしかったと気づいたりします。

「わが社に転職する前は大手企業に10年以上も務めていたのに、こんな行動をするのは考えられない。大手では大目に見ていたのだろうか。そうでは無いのでは」と思い、「大手企業の方が、こういった従業員への対応は厳しいはずです。前の会社ではある程度の年数は普通に働いていたのでは」と考え、「もしかすると、ここ最近でその人に何らかの心の異変が起こったのでは」と疑念を持つ人事担当者もいます。そして、「もっと早く気付くべきだったのでは」「あの時の言動が厳しかったのでは。拙かったのでは」と思い悩んでる人事担当者もいます。

目に見えない心の病を持たれている方が、周囲の理解を得られずに社会から排除されているのではないかと感じています。「心の病」の問題は次の局面を迎えているような気がします。

近い将来、職場が機能不全に陥らないかと不安になります。国の早めの対応を切望します。
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