戦略的労務管理のすすめ22 [品川トピックス]

人材育成のお話のつづきです。

「どの会社でもどの業界でも通用する」という視点で人材育成するということを前回、申し上げました。
[ぴかぴか(新しい)]

でも、やはり会社が積極的に自分の会社から離れてしまう人材を育てるのは抵抗があります。[ふらふら]
また、会社の方で「どこでも通用する」人材育成をしているつもりでも、あくまでも自社発信の研修ですから、内容はどうしても限定的になってしい、受け手の労働者には満足のいくものにはならない可能性があります。


さて、そもそも論になりますが、労働者側から考えると「どこでも通用する」スキルを身に着けることって会社で教育してもらわないことでしょうかね。(前回からの話と矛盾しますが・・・)[目]

昨今の社会情勢から、意識の高い労働者は会社外の時間を使って、自ら「どこでも通用する」スキルを身に着ける行動を起こしていますね。

出勤前に早朝に開催されるスキルアップセミナーに参加したり、通信講座で資格を取得したりと「自分の身は自分で守る」といったところでしょうか。[グッド(上向き矢印)]


すなわち、「どこでも通用する」という視点で会社は人事育成を心掛けることにくわえて、労働者自身も「どこでも通用する」スキルを身に着けるように日々研鑽する。そして、会社はそういったスキルアップを図る労働者を支援することが大切になりますね。
つまり、社外学習に時間を充てられるように個人ごとに「ノー残業デー」を設定出来るなど勤務時間に配慮をするといった対応を図ることです。

こういう視点で人材育成を図るべきではないでしょうか。[黒ハート]
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