戦略的労務管理のすすめ4 [品川トピックス]

「採用」の範疇には入らないかもしれませんが、予測のつかない急な退職による欠員補充って結構大変なんです。

このような事態を見越して、多めの人材を採用していれば良いのですが、このご時世、そんなことができる事業所はわずかです。

代わりの人を探すために半年を要したというのはよくある話。規模の小さな事業所だと結構、この間の影響って大きくなります。(もちろん、大きな損失になります。)


では、その対応策は?っていうことになりますが、従業員次第でもありますので正直申し上げて100%の有効な手立てはありません。

可能な限り、このような事態を抑制するということになりますが、具体的には
①就業規則上の退職のルールにおいて「急な退職」を排除する。
②「急な退職」は会社や同僚に大きな負担となるので、退職については早めに会社に相談することを啓蒙する。
③従業員の動向に注意を払い、同僚からの情報(転職をほのめかしている、辞めたいといっていたなど)には個別に本人と面談して真意を確かめる。
等が上げられます。

昨今の気質からか、後さき考えず些細なことで急に退職する方が増えていますので、「この人は大丈夫」とタカをくくるのではなく、全ての従業員の動向に注意を払う必要がありますね。


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