シルバー人材派遣で作業中にケガ。労災も健保も使えない? [新聞解説]

リタイアした高齢者の方がシルバー人材センターの紹介で、街の清掃や不法駐輪車の撤去などの作業に従事しています。

今回の新聞記事は「この作業中にケガをしても労災にならないし、健康保険も使えない。従って治療費は全額個人負担。」というのは国の制度の不備だから健保の適用を認めろと被災した高齢者が訴えたというものです。

ケースは違いますが、これってよくある事案です。

労災が認められないというのは、事象として起こり得ることです。その場合は健保がカバーするようになっています。何故なら国家が「皆保険」制度をとっており、全国民を強制的に何らかの保険制度に加入させています。

だから、悪質な故意でもない限りケガや病気をして病院で治療を受けても窓口で三割だけ負担すればよいことになっています。

今回のように健保が使えないのはあってはならないし、国の制度の不備を指摘されても仕方ありません。当然、訴えが認められると思います。

納得がいかないのは国民が訴訟を起こさなけれならないほど、制度の不備を聴いて解決してくれる場がないことです。
弱い立場の国民を追い詰めてはいけないと思いますね。
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